美麗の写メール日記

美麗
美麗   36歳   B84(C) W:57 H:84

2023-04-25 08:01:05


外務省医務官として、川原尚行さんがアフリカ北東部のスーダンに2002年秋に赴任『内戦の国』というイメージに反し、首都ハルツームは平穏だった。南部に視察に行けば様相は一変。難民キャンプにはアラブと非アラブの間で長年続く紛争から逃れた人たちであふれかえっていた。間もなく西部では『世界最大の人道危機』と呼ばれたダルフール紛争が起こる。"大使館で日本人の患者を診察するだけで良いのか"悩んだ末、外務省退職。NPO法人を設立し、巡回診察など医療活動を行なってきた。
現在も拠点を置くハルツームでは、激しい銃撃戦が続き、砲撃の音が鳴り響いている。治安も更に悪化。スーダン正規軍と民兵組織『即応支援部隊(RSF)』との戦闘である。其々が他国の軍と結びつき、権力闘争を激化。日本政府は63人の邦人の国外退避の為に、自衛隊派遣準備を進めている。川原さんは著者で、『スーダンの人達は概して正直で誠実』と記す。市場で適当にお金を払うと『多すぎる』と返してくる。そんな国で何故悲劇が続くのか…(産経抄から纏めました記事)

余談でして
外務省医務官と言えども任務の範囲にとても残念に思われた事と思います。スーダンの方々の温かさに触れられた事はこの惨状の悲劇をより一層重く受け止められ、激しい憤りを感じられたのではないかと。罪なき心美しいハルツームにいち早く平安が訪れて欲しいと願うばかりです。



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