美麗の写メール日記

美麗
美麗   36歳   B84(C) W:57 H:84

2023-04-10 13:57:01


昨日まで東京都美術館で
エゴンシーレ展が催されてました1991ー1992年Bunkamuraザ・ミュージアム以来約30年ぶりで、当日チケットも一時間単位で、辛うじて販売してましたので、良かったです

エゴンシーレ様の才能に魅了された世界的なコレクター"ルドルフ・レオポルド氏"タブーを敢えて侵す様な作品も積極的に収集されたからこそ今のレオポルド美術館があるのだと確信致しました

シーレ様はクリムト様の金の顔料を多く描かれた黄金様式で描くクリムト様に対し、慕っておられた…

絵を観賞しながら、室内員の方に貸出鉛筆をお借りして、下記は壁の補足文字をメモしたものです…

シーレ様 僕には才能がありますか?
クリムト様 才能?あり過ぎるよ!
1907年(シーレ様17歳)やり取り

"この上なく甘美な生の過剰さに満ちた永遠の夢想は休みなくー内にー魂の中に不安な痛みを抱えながら炎を上げて燃え、闘いを求めて成長するー心臓の痙攣
1910年

"僕はあらゆる肉体から発せられる光を描く
エロティックな芸術作品にも神聖が宿っている"
1911年

"全ての芸術家は詩人でなければならない"
"戦争が終わったのだから僕は行かねばならない
僕の絵は世界中の美術館に展示されるだろう"
1918年

若干16歳で当時最年少の特別待遇でウィーン美術アカデミーに入学 その翌年にグスタフ・クリムト様に才能を認められる

余談でして
鋭い眼差しで、自らを見つめ続け描いた自画像は、形がねじれているにも関わらずバランスが崩れていない…正確なデッサンと自由自在な色使いで、それまでに見たことのない型破りな世界を描いておられますし、天才と呼ばれるお方は根本的に発想が違うなと思いました…
シーレ様の絵画にお目にかかれまして、本当に幸せです




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